見積もりが遅い、と断れないようにする究極の対策

イメージ画像:見積もりが遅いと断られる前に
「見積もり 遅い」からどうしようという相談事がネット上で散見されます。
それ以上に多いのが「見積もり 遅い 断る」だったりします。
「見積もり、遅い」と言われたって、見積に時間がかかるのにはそれなりにわけがあり、一方的に遅いから断るといわれても困ります。

概算見積を勧めよう

見積もりが遅いと、見積依頼者が心配になるのはわからなくはありません。
ただ、依頼者のほうも、見積作成にはどのくらい日数がかかるか知りません。
ならば、見積作成者の側から見積が完成するまで必要な日数を予め伝えましょう。

そのうえで、 概算見積を勧めましょう。
つまり、すぐに算出できる範囲で、およその金額を出すことができること、これなら、比較的早く見積できること、をです。
見積依頼者の中には、概算見積で十分な場合もあるからです。
とくに、相見積をしない場合など。

見積の有料化

少額の案件でも、相見積をしたがる依頼者がいます。
そういう依頼者は見積金額にしか注意を向けないため、とかく、 見積だけの客になりがちです。

だからと言って、見積依頼をうっちゃけておくのはやめましょう。
そうではなく、詳しい金額を出す場合、見積は有料になると言明するのが得策です。
そうすれば、自分から見積依頼を取り下げるか、有料見積を受け入れるかするでしょうから。

見積依頼者/作成者双方が理解し合おう

結局のところ、一番大切なことは、見積依頼者/作成者双方が理解し合うことです。
見積もり段階で理解し合えるのなら、実際の作業はいい感じで決着するでしょう。
逆に言えば、見積業務の本義は、見積依頼者/作成者双方が理解し合うための通過儀礼といってもいいのかもしれません。

見積もりが遅いと断れないようにする究極の対策

それはやっぱり、Webサイトに導入して、見積依頼者自身に見積してもらう、自動見積システムです。
自動見積システムなら、見積依頼者は何度でも条件を変えて、見積できるので、提供される製品やサービスを深く理解するようになります。
そうした依頼者からお問い合わせを受け取るとき、受注者はいきなり高次元で依頼者を理解できるでしょう。

まとめ

見積もりが遅いから断る、といわれないようにするためには、まず、見積作成者が先に見積完成までの日数を伝えましょう。
そのうえで、概算見積ならもっと早いと、カードを切りましょう。
見積の手間がかかる割には儲けが少ない案件に関しては、有料見積という手があります。
とはいえ、見積もりが遅いと断れないようにする究極の対策は、自動見積システムです。